スリランカ交流会・慰霊行事等について
東日本大震災では、本校の生徒9名が犠牲になり、本校も避難所となりました。本校の校門を入ると南側に慰霊碑があります。これは、当時のスリランカの高校生達が寄付を募り、その寄付金により2012年(平成24年)3月に作られたものです。除幕式では、スリランカ日本教育文化センターから僧侶の方々が来校し、遺族の方にも参列いただき犠牲者の冥福を祈っていただきました。その後9月には僧侶に加え、スリランカ舞踊特待生の高校生4名が一緒に来校し、当時の在校生徒と交流を深めました。
今回は、13年振りに除幕式に来校された僧侶の方とスリランカ舞踊特待生の高校生5名が本校を訪れ、改めて犠牲者を偲ぶとともに、本校生徒との交流を深める事となりました。7月24日(木)の夕方、本校に到着し長旅の疲れを本校の合宿所で癒やして貰いました。翌25日(金)は本校講堂にて、スリランカ舞踊を披露していただき、本校の吹奏楽部の演奏も聴いて貰いました。その後、慰霊碑の前で慰霊行事を行い、行事終了後は本校の防災共働委員とともに、被災地見学に行きました。被災地見学後は再び本校に戻り、バザーの開催やカレーの食べ比べ交流会を実施しました。
今年で東日本大震災から14年が経過しました。今後もこのような行事を取り入れながら、東日本大震災を風化させない取り組みを継続していきたいと思います。